tonysame:2021SScollection [ Celluloid Collection]
2021.05.21
今やトニーセイムを代表するコレクションとなったセルロイドコレクションから、満を持してのクラウンパントシェイプを発表いたしました。
tonysame:japan 細井 礼
トニーセイムジャパン代表取締役社長。
視力は良いものの、地元の眼鏡店で出会ったメガネに惚れて購入したことがきっかけでこの世界へ。高校卒業後はアジアを中心とした世界を旅する。36歳3児の父。最近はじめた趣味はアクアリウム
tonysame: japan 高木 良輔
1998年に眼鏡専門学校に入学し、眼鏡セレクトショップでのアルバイトを開始。卒業後の2002年眼鏡フレームメーカーに就職し、11年間勤務。2013年にトニーセイムジャパン入社。直営店勤務、営業を経て現在は商品企画を担当。
さて、今回はセルロイドコレクションの新作TS-10750です。
実は初回分は完売です。
過去に例を見ないスピードでした。。。
展示会やってないのに・・・
ただ、2回目の入荷ももう直ぐですので、ご希望のお取引先さまには、ご安心いただければと思います。
そうですね。私としては満を持してのレンズシェイプでした。
クラウンパントですね。
はい。3年ほど前にフランスのシルモ展に行った時に、沢山のヨーロッパブランドから多数リリースされていて。
その後実際に日本のブランドからもちょこちょこリリースされていましたよね。
はい。
ただ、大きな視点で見ると、当時は日本ではようやくボストンシェイプが定着したタイミングでしたので、トニーセイム ではぐっと我慢していた感じです。
なんというか、トレンドに飛びつくというよりは、定番として長く使って欲しいシリーズなので、タイミングを見ていました。
ちょうど良かったんじゃないかと思います。
ボストンシェイプは今も人気ですが、やや飽和感もあって、
今回は皆さまTS-10750をメインでセレクトいただいている感じでした。
そうですね。
全体のデザインのポイントはどうですか?
そうですね。やはり一番のポイントはレンズシェイプです。
一口にクラウンパントと言っても、デザインのアプローチは色々あります。
具体的には?
極力「顔なじみの良いクラウンパント」を目指しました。
クラウンパントはフレンチのビンテージに良く見られるデザインですので、どちらかというと主張のあるデザインのものが多いです。
そうですよね。ちょっとこだわった感じというか、目元にアクセントが来る感じの印象になります。
TS-10750のポイントは、リムの外形と、レンズの外形をそれぞれ別で考えて、
「リムの外形はクラウンパント」「レンズの外形は優しいボストンシェイプ」としてデザインしています。
そうすることで、クラウンパント感はしっかりと感じていただきながら、全体としては顔なじみの良いデザインになったと思います。
Celluloid Collectinはリムもかなり薄く仕上げることのできるシリーズですので、その試みがうまく活きている感じがしますね。
細部のディテールと共に、アクセサリー感覚というか、さりげなく取り入れていただきたいデザインです。
カラーについては、派手な印象はないですが、しっかりとカラーの魅力を楽しんでいただけるバリエーションを組みました。
黒斑、茶縞、蒼縞は新色で、
トニーセイム取扱いのお店様ではすっかり定着した茶桜笹、紅縞もちゃんとご用意しております。
良い感じですね。
そういえばTS-10734にも新色を追加しましたので、こちらでご紹介しておきましょう。
TS-10750共々、気になる方はお問い合わせいただければと思います。
よろしくお願いいたします。