tonysame: loves theo
2020.11.03
いよいよ公開したtonysame: loves theo コレクション
フレームのデザインと企画についてお伝えします。
tonysame:japan 細井 礼
トニーセイムジャパン代表取締役社長。
視力は良いものの、地元の眼鏡店で出会ったメガネに惚れて購入したことがきっかけでこの世界へ。高校卒業後はアジアを中心とした世界を旅する。36歳3児の父。最近はじめた趣味はアクアリウム
tonysame: japan 高木 良輔
1998年に眼鏡専門学校に入学し、眼鏡セレクトショップでのアルバイトを開始。卒業後の2002年眼鏡フレームメーカーに就職し、11年間勤務。2013年にトニーセイムジャパン入社。直営店勤務、営業を経て現在は商品企画を担当。
tonysame: loves theo、先週のIOFT展にて公開しました。
お客様の反応がとても刺激的でした。
そうですよね。想像以上の反響をいただき、実はもう完売間近というところです。
考えていた以上に、幅広い形態のお客様にお喜びいただけましたね。個人店さま、百貨店さま、ショッピングモールなどのインショップ系のお客様など・・・
皆様やっぱり新しいもの、新しいアイデアみたいなものを探していらっしゃるんだなと感じましたよね。
用意したビジュアルも評判良かったですよね。
そうですね。こういったイラストを使った表現ってメガネブランドはあまりしないので、店頭でもとても目立つと思います。
展示会でのバイヤーさんとのトニーセイムの商談って、どちらかというと一つ一つ今回のもの創りのポイントだったり、ディテールの説明であったりをご説明して、さぁご注文って感じが多いじゃないですか?
はい。
それが今回のtheoコレクションは全然違いましたよね。
確かに、皆様どうやって実現したのかといったバックストーリーは質問が多かったですけど、細かいディテールは全く気にしていらっしゃらなかった感じでしたね。
これはこれで嬉しいし楽しかったですね。
はい。折角なのでこちらでも各モデルをご紹介していきたいと思います。
まずは「HAKU」です。
きれいなバランスのボストンシェイプに、テオらしいアーチを描くブリッジが特徴です。
次は「KIKO」です。
まさにtheoといった感じのラウンドですね。
こういう感じに真正面から写真を撮るとトニーセイム 感は全然無いね笑
確かにそうですね。
あ、急にトニーセイム っぽくなりましたね笑
ですよね笑
今回はtheoが出したデザインにトニーセイム の機能性パーツを組み込むというのが基本的な考え方でした。
色々考えた中で、ニューウェーブパーツが良いだろうということになりました。
正面や側面から見たときにデザインの邪魔をしないし、美しいよね。
そうですね。実はこれまでにトニーセイム のレギュラーラインで使用しているニューウェーブパーツと比べると、側面の幅があるので、柔軟性を保つためにスリットを深く、長くしたりと、かなり調整はしています。
そしてこのフロントです。
theoのtoonさんから、「this is amazing これは素晴らしい」とのお言葉、いただきました!笑
写真ではわかりにくいかもしれませんが、リムとブリッジは一体になっていて、一枚のチタンの板から削り出しています。
theoからいただいたデザインではおそらくリムとブリッジを別々で作って、貼り合わせることを想定していたんでしょうね。
おそらくそうだと思います。あれだけ厚いチタンの板から削り出すのは本当に大変ですから。
それをやっちゃうのがトニーセイム 。です笑
実際には一体のパーツであることで破損の可能性も減りますし、フロントの強度も高まりますし、メリットがたくさんあります。
お店にお届けできるのは少し後になりますが、楽しみにお待ちいただきたいです。
細かいところもちゃんと「theo」してますね。
そういえばモデル名についても結構聞かれませんでした?
聞かれましたね笑 HAKU KIKO・・・
なんてお答えしたんですか?
正直に言いましたよ。私の息子と娘の名前です。。。笑
そうすると細井さんもう一人息子さんいらっしゃるので、もう一型作らないといけませんね。
そうなんですよ・・・笑