Designer Invitation Project
「良いメガネをもっと楽しく。一人でも多くの方に。」
そんな思いから始まった新プロジェクト。
トニーセイムの“アセテートライトシリーズ”をベースに、個性豊かな
3名のデザイナーが、それぞれの個性を発揮したコレクションです。
: seacret remedy
Seacret は、「Sea(海)」と「Secret(秘密)」の造語、そしてRemedyは「処方、治療」を意味し、ヨーロッパで古来より受け継がれてきた東洋で言う漢方のような療法を語源としています。シンプルな中にも「秘密の処方」を散りばめた女性のためのアイウェアブランド
https://www.seacretremedy.tokyo seacretremedy
Desiners
小向 真由美
アセテートライトシリーズが発表されたあの日のことは今だに覚えています。正面視1mmの構造がどうして可能なのか付き合いのある工場さんとも話したり。そういう歴史も自分の中にあり、今回DIPにお声がけいただき大変光栄に思っております。このシリーズをデザインするにあたりやはり正面視1mmをどう見せるかでした。アンダーリムはなかなか難しいジャンルではあるのですが、この繊細さなら女性の顔にも馴染みやすいしあえて挑戦してみたかったところもあります。音楽でいうと普段のソロ活動からバンド活動したような感覚でtonysame社の皆さんと新たな表現ができました。
: kamuro
「美観楽遊」をコンセプトに女性がメガネを掛けて美しくなるようなデザインを展開。そのデザインは KAMUROスタッフ全員で行い、社内コンペで選ばれたものを商品化するという他にはない個性あふれる銀座発ブランド
http://www.kamuro-net.co.jp kamuro.office
Desiners
山中 佳苗
私自身が、強度の近視である事と子を持つ母親であるという事、その背景が大きく影響し、今回のモデルが出来上がりました。このテンプルデザインのきっかけもおもちゃで遊んでいる娘が指先を使ってビーズを端から端に通していく様をみて、自らの意志で動かすところに成長を感じそれをデザインに落とし込んだものです。色使いも親子で好きな絵本を参考にカラフルだけど、使いやすいものを目指しました。そこに強度の近視の方へアプローチできる“アセテートライト”の技術を掛け合わし、今までメガネ選びが大変だった方がメガネを掛けるという事が楽しいものになればと思い、この企画に参加をさせて頂きました。
: padma image
感覚の追求をデザインコンセプトとし、シンプルでありながら違和感を与えるアイウェアを展開。福井県鯖江市の工場でのみ製造し、熟練された職人の手仕事によって完成する。
https://www.padmaimage.com/ padmaimage
Desiners
蓮井 明治
アセテートライトシリーズの正面視約1mmという圧倒的に薄い構造を活かしながらPADMA IMAGEの「違和感」を表現することは、これまでにないチャレンジだと思いました。僕は他メーカーのデザインをした経験がほとんどなく、独学でデザインを学んでブランドを立ち上げた為、商品化までの道のりのすべてが新鮮でした。tonysameの機能的な構造の上で自分の味を出したいと思ったので、今回のコラボレーションではPADMA IMAGEとは違う視点での眼鏡との向き合い方を勉強させていただきました。今回のコラボモデルでは上半分をアシンメトリー、下半分を薄い構造にする事によって、これまでのPADMA IMAGEでは実現できなかったライトなバランスに仕上げる事が出来ました。