NewCollection “Re :product”
2023.03.23
tonysame:japan 細井 礼
トニーセイムジャパン代表取締役社長
視力は良いものの、地元の眼鏡店で出会ったメガネに惚れて購入したことがきっかけでこの世界へ。高校卒業後はアジアを中心とした世界を旅する。38歳3児の父。最近はビザールプランツ(珍奇植物)にはまり、海外から個人輸入したりしている。
tonysame:japan 中村 聖
トニーセイムジャパンショップマネージャー兼営業担当
眼鏡の加工やフィッティングなどの技術には定評のある、tonysameの頼れる職人肌。趣味は山登り、料理など多数。調理器具にはこだわりがあり、鉄のフライパンは4つ所有。今欲しいものはピザ窯
中村さん
voiceに登場するの久しぶりじゃないです?
そうですね…
読んでくれてる方々に、忘れられてるかもしれない…ぐらいには久しぶりのような笑
存在を思い出していただけるように、今回は私が担当いたします!
よろしくお願いします!
で、今回はどのシリーズですか?
今回は”Re :product”シリーズです!(以下リプロダクト)
新型のTS-10762とリピート生産分が仕上がってきた人気品番TS-10746のご紹介をします!
リプロダクトシリーズは2020年にトニーセイムのブランド設立10周年を記念して企画した復刻シリーズです。
発表以来ご好評いただき、再度新型を追加することになりました。
もともとは単発の企画だったものが、好評につき2度目の新型追加と相成りました!
本当に再生産希望や新型追加のお声が多くいただきましたので、そこはしっかりお声に応えていこうと。
ですね。笑
ブリッジパーツも丁番のパーツもtonysameにしかない機能性、デザインですからね。
お客様にも特徴がすごく伝わりやすいです。
工場の方々からも「これを使わないのはもったいないんじゃない?」
とも言われました。
作るのは本当に大変なのに・・・
そんな自慢のパーツについて改めて。
まずはブリッジ
”SX4”と書いて”エスエックスフォー”と読みます。
2本の細いβチタンを、適度な隙間を開けながら交差させることで、
メガネを使用する際に必ずかかってしまう”ねじれや反りを生む力”を分散させる機能を持たせています。
続いて丁番を見ていきましょう。
トニーセイムでは、”リガメント”と呼ばれる板バネ状のパーツを多くのフレームで採用しています。
リプロダクトシリーズでは、智からテンプルにかけてリガメントを2箇所に配置した
”ダブルリガメント”構造を採用しました。
智に配置したリガメントは幅はもちろん、傾斜の調整ができるようになっています。
耳の高さが違ってメガネが傾いてしまう…
そんな悩みを持ってる方は多いんじゃないでしょうか?
”SX4”も”ダブルリガメント”もただのデザインではなく、
レンズが入った時にメガネとしてしっかり機能することを意識して設計しています。
で、今回新型として追加したのがTS-10762
これはマスターピースになる予感が…
良いバランスでデザインできたと思います。
TS-10762は他のリプロダクトシリーズと比べて、
智の位置を少し高くしてますよね?
そうですね。
智の位置を高くすることで、金属パーツをリムの内側に配置することができるようになりました。
画像で見比べると結構違って見えますね。
結果的に、フレームをかけた時のサイズ感がスッキリしたのと、
強度を保つために必要だった、智下側のリム幅を細くすることができました。
TS-10762は女性スタッフにもかなり好評でした。
智の長さが短くなって顔に馴染むようになったからですかね。
マニッシュな感じでカッコ良くかけてもらえると思います!
リピート生産のTS-10746は元々発表していたカラーの中で、
特に人気の高かったカラーを選んでいます。
TS-10762で採用したカラーも、他の品番で人気の高かったカラーを採用していますよ。
かけた瞬間の軽さに驚かれる方も多いこちらのシリーズ。
ぜひ店頭でご覧いただきたいです。
よろしくお願いいたします。