INTRODUCTION / MESSAGE

INTRODUCTION

 日本と香港をベースに持つ多国籍なアイウェアブランドとして、2010年に創設されたトニー セイム。そのデビュー以来、ユーザー目線に寄り添ったモノづくりを貫くと同時に、デザインとかけ心地の良さを両立させるユニークなフレームをリリースし続けてきた。特に多様性と革新性が求められるこの時代において、彼らのプロダクトは絶えず変化しながらも、常にユーザーの希望を叶えるアイウェアを送り出している。そんな日々成長を続ける彼らだが、特に2017年以降は、トニーセイムにとって新しい体制が整ったニュージェネレーションと言える時代を迎えた。2022年には虎ノ門の新オフィスにショールームも併設され、ブランドが一般ユーザーとつながれる場所が誕生し、さらに勢いづいている。

 2017年に「Connect つながる」という新コンセプトを掲示してからの5年間、関わり合うすべてのヒト・モノ・コトと共感の心を持ってつながり、ブランド自体がさまざまな形に変化し、さらなる進化を目指してきたトニーセイム。その結果、ブランドとしての色がグラデーションのように塗り重ねられ、今ではすっかり新生トニーセイム色で鮮やかに彩られている。

 このブランドブックは、ポジティブな感情を共有するアイウェアカンパニー『トニーセイム』の今とその行末を著した試金石。今の彼らの姿をシェアすることは、多くのユーザーやアイウェア関係者とさらに深くつながることへの小さな一歩。しかしこの一歩は、間違いなくこれからのトニーセイムの原動力を産むことになるのだ。

V Magazine Japan

MESSAGE

「ブランド創業からの12年間、取扱店の皆さまを通じて、少しずつブランドとしての認知が広がっていますが、トニーセイムの魅力はプロダクトだけではありません。この冊子は、どんな仲間たちが、どんな想いを持って、どんな価値観を提供したいのかを伝える。皆さまとつながることができるツールとして制作しました。

 今ある私たちの姿は、過去数年の積み重ねの結果であり、揺るがないトニーセイムの信念が色濃く反映されたもの。またこれからも、今現在の取り組みが数年かけて形になっていくと思います。この一冊で表現されているのは、私たちの現在地。アイウェア専門誌 V Magazineの編集による、客観的な目線から見た、ありのままの私たちの姿を捉えていただければ幸いです」

株式会社トニーセイムジャパン 
代表取締役社長

細井 礼