tonysame: メガネi工房 special voice part.3
2020.09.14
今回はトニーセイム中村からおすすめ商品をご紹介します。
メガネi工房 真柄 貴一
メガネi工房店長。SS級認定眼鏡士。現店舗にて約20年勤務。
ふちなしのメガネを作るのが大得意。
現在、料理にハマっていて、今欲しい物は中華鍋とおたま
tonysame:japan 中村 聖
トニーセイムジャパンショップマネージャー兼営業担当
眼鏡の加工やフィッティングなどの技術には定評のある、tonysameの頼れる職人肌。趣味は山登り、料理など多数。新潟といえば笹団子と三角ちまきと金属加工。あとはやっぱり日本酒。
開催いただいているトニーセイムフェアも折り返し地点ですね。
はい。たくさん商品があるのでトニーセイム独特の華やかな感じがあってすごく良い感じですよ。
一人でも多くのお客様にトニーセイムを知っていただけたら私としては最高に嬉しいです!
中村さんの期待に応えないといけないので、お客様にしっかり伝えられるように今回も商品の特徴とか聞けますか?
プレッシャーかけてるわけではありませんからね笑 それでは今回は前回のアセテートライト同様、トニーセイムを代表するこちらのモデルをご紹介します。
トニーセイムといえば、ですね。
そうですね。ブランド設立して一番初めに発表したのもメタルブローですし、その後もいろいろなモデルを発表しています。
作ってるメーカーもそんなに多くないですよね?
そうですね。この手のデザインはどこでも作ってるっていう感じではないですね。
でも、こだわってかけてる方が多い印象です。トニーセイムのメタルブローの特徴はズバリなんでしょうか?
ブロータイプって基本的には「ゴツい」イメージのものが多いですよ。
まあスッキリというよりかはあえて目立たせる、キャラ作りのメガネっていう感じですか。
はい。なので、かけ具合もガッチリというかしっかりしたものが多いんですけど、やはり軽くかけられた方が多くの方は喜んでくれると思うんですよ。
今のメガネだとフレームはチタン、レンズはプラスチック製で軽くなってますからね。重かったりきつかったりするのは嫌ですよね。
なので軽く感じてもらうのはもちろんですが、変形や破損を少なくするためのパーツとしてリガメントというパーツを組み込んでいます。
トニーセイムのフレームにはよく付いてますね。
そうですね。βチタンというとても硬いチタンを板状にしてバネの役割を持たせているんですが、作りが単純なのでいろいろな形に応用しやすいんです。
素材は同じなんですよね?
はい。ブロータイプのフレームの中でも長さ、厚み、形を変えてかけ心地のコントロールをしています。
似たデザインでかけ具合が選べるのはいいですね。
ブロータイプは総じてカチッとタイプが多いですけどね。
TS-10415/416では二箇所使っていますよね?二箇所にしたときの良いところはなんですか?
一箇所にかかる力(負荷)を複数に分けることで、一つ一つのパーツの変形が少なくなります。変形が少なくなれば結果として破損も少なくなるはずですよね?
なるほど。そうすると良いかけ具合を長く保つことが出来るわけですね。
はい。しかも前枠側についているリガメントで幅調整や耳の高さが左右で違う方へのフィッティングも楽に行うことができます。
デザインと機能が融合しててかっこいいですよね。しかもかける人だけじゃなく眼鏡屋のことまで考えてくれてるなんて。
トニーセイムの中の人たち…みんなお店出身なんですよね笑
そうなんですか!なんだかいろいろ腑に落ちました…
多分なかなか珍しい会社だと思います笑
あと、ちょっとお値段高めの商品もありましたよね?
はい。今回はご用意しませんでしたがこちらですよね。
そうですそうです。これはなんで高いんですか?
こちらの商品。先ほどお話ししたリガメントが3箇所ついております。
手がかかってる分、高いわけですね。
それとブローが他のものよりもだいぶ太いんですよね。
ほんとですね。なかなか迫力がある見た目ですね。
チタンでこの太さのパーツを作るのはなかなか骨が折れる作業のようです。
なるほど。お顔に貫禄のあるお客様なんかに似合いそうだなあ。
実はそういったコンセプトで作っております。
ご興味のある方がいらっしゃったらぜひお声がけください!
その際はぜひよろしくお願いします。