tonysame: メガネi工房 special voice part.2
2020.08.25
special voice part.2
今回は真柄店長おすすめシリーズのご紹介です。
メガネi工房 真柄 貴一
メガネi工房店長。SS級認定眼鏡士。現店舗にて約20年勤務。
ふちなしのメガネを作るのが大得意。
現在、料理にハマっていて、今欲しい物は中華鍋とおたま。
tonysame:japan 中村 聖
トニーセイムジャパンショップマネージャー兼営業担当
眼鏡の加工やフィッティングなどの技術には定評のある、tonysameの頼れる職人肌。趣味は山登り、料理など多数。新潟といえば笹団子と三角ちまきと金属加工。
それでは真柄店長、special voice part.2も宜しくお願いします!
こちらこそ宜しくお願いします。
前回、真柄店長のお気に入りフレームをお伺いできればという話で終わっていたんですが…どんなフレームでしょうか?
私のお気に入りはコレ!
アセテートライトのTS-10522!
実はこれ全国的に非常に人気があるモデルです。
そうなんですか?
はい。こういった形のフレームって今は少ないじゃないですか?なので男性女性問わずに非常に評価が高いです。
確かに最近はクラシックテイストのデザインが多いから、こういう普通のオーバルってなかなかないですよね。
変な言い方かも知れませんが、普通のものって意外とないんですよね。
流行とは違う、メガネにおいての定番というか。
確かにそうですね。
でも実は、形以外に私が気に入っている部分があって…
まず正面から見たときの印象が圧倒的にスッキリしてるところ。
アセテートライトシリーズ一番のポイントですね。
プラスチックフレームでありながらメタルフレーム並みの細いリム!
メタルフレームを使ってるお客様にもお勧めできるのがすごいですよね。
ですね。
普通はメタルからプラスチックへの掛け替えってかなり勇気がいる変化なんですけど、このシリーズだったら割と受け入れてくれるお客様が多いです。
潜在的にプラスチックフレームも掛けてみたいっていう方もいるでしょうからね。
潜在意識に訴えかけてみて下さい笑
他にも違った切り口のおすすめポイントはありますか?
派手な色にもチャレンジしやすいところですかね。
トニーセイムのプラスチック生地って一見するとすごく派手なもの多いですもんね。
だけど不思議なことにアセテートライトの場合は細さのせいか顔に馴染んでくれるんですよ。
フレーム強度を保てるギリギリまで細く・薄く削り込んでいるので、通常ではありえないような色のぬけ感というか透け感が出てきます。
上の写真、同じ生地なんですけど全然違って見えませんか?
ほんとですね!全く違う生地みたい…
これはアセテートライトでなければできない表現だと思います。
あともう一つ。これは私個人の事情もあるんですけど、度数が強くても仕上がりがすごく綺麗!
その部分も評価いただけるのは嬉しいですね!
実は私自身、度数が-8.00くらいあるんです。
-8.00だとフレーム選びも苦労することが多いですよね。
なのでいつもメガネ作るときは小さめのフレームを選ぶんですよ。
最初にご紹介したTS-10522は小さめですから小顔の方、度数が強い方からの評価もすごくいいです。
で、このフレームと他のフレームとを比べてみると不思議なことにこちらの方が圧倒的に仕上がりがキレイ。
レンズの加工が普通のプラスチックフレームと違っていて、そのおかげでウズが目立ちづらい。
真柄店長には釈迦に説法ですが…笑
いや、本当にすごくキレイに仕上がるから、同じように度数が強くて悩んでらっしゃるお客様にもすごく勧めやすいですよ。
直営店でも度数が強くて困っているお客様には、最初にかけてもらってます。
それに、これだけフレームの厚みがあればだいぶレンズの厚みも隠れますしね。
正面からはスッキリ細く見えるようにしていますが横から見ると約6mmの厚みがあります。
色々聞けたし、これからもお客様にご提案していきますね。
困ってるお客様に対しての答えになっているのであればとてもありがたいですね〜。
ちょっと加工が難しいんですけどね笑
そこはしっかりとケアをさせていただきます!笑